初めて遙かなる時空の中で(無印)をプレイするなら、PS2版の「八葉抄」と「舞一夜」どちらがおすすめですか?
また、それぞれの特徴なども教えていただけると嬉しいです。
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「遙か」シリーズは今年10周年を迎えるので、とにかく作品数が多いですね。
以下に特徴をまとめてみました。
同じシリーズではつながりがありますが、シリーズが異なるとまったく繋がりがありません
(例えば、「八葉抄」と「舞一夜」は繋がっているが、「八葉抄」と「遙か3」は全く異なるストーリー・設定)
【八葉抄】(2000年(PS版)、2005年移植(=八葉抄))
「遙かなる時空の中で(無印)」本編(PS)の移植版(PS2)。
シリーズ最初の作品であり、高校生の「あかね」が「神子」として異世界で奮闘する姿を描く。
発売がかなり前(プレステ(初代)という点で分かって頂けると思いますが;)なので、システムは不親切、作業多め。
【舞一夜】(2006年)
「遙か(無印)」ファンディスク。
映画公開記念に作成されたもので、映画オリジナルキャラの「多季史」が登場する唯一の作品。
本編と関わらない全くオリジナルな物語が展開される(本編は含まない)。
発売が割と最近なので、CGは綺麗ですし、システムも快適。
ただし、あくまでファンディスクなのでキャラを深く掘り下げることはしないので、ストーリー性は薄い。
【遙かなる時空の中で 2】(2002年・PSP移植は2006年)
「遙か2」本編。「遙か(無印)」からおおよそ100年後の世界を描き、「院政期」を模している。
キャラのおおまかな性格やシステム等は「無印」とほぼ変化なし。その為、システムは不親切、作業多め。
【遙かなる時空の中で 3】(2004年・PSP移植は2009年)
「遙か3」本編。現在「遙か」シリーズで最も高い人気を誇るのはこの「3」。「2」からさらにおおよそ100年後の世界を描き、源平戦乱期が舞台。
キャラの性格が大幅に変更。
システム面も大きく改善。よりストーリー重視になり、高いシナリオ性を誇る。また、キャラの「強さ」を引き継げたり、繰り返しプレイがしやすくなった。
【遙かなる時空の中で3 十六夜記】(2005年)
「遙か3」本編アナザー。
本編の終わり方以外に、こんな運命もありました!…的なアナザーストーリー。本編と同じ時間軸なので、「ファンディスク」とはまた違った位置づけ。
【遙かなる時空の中で3 運命の迷宮】(2006年)
「遙か3」ファンディスク。
「遙か3」本編での戦いの後、現世に来てしまった八葉の姿を描く。
現代のものに戸惑う八葉が可愛い。
【遙かなる時空の中で4】(2008年)
「遙か4」本編。古代日本、「八葉」の概念が生まれる前の世界を描く。
CGが美麗。
そして不要な高度技術がつぎ込まれている。
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本題ですが、
「遙か」シリーズ自体が全くの初心者なら、むしろ【遙かなる時空の中で3】から遊んで欲しい。
一番の人気作であるし、システムが快適なので遊びやすい。
「遙か」シリーズはやったことがある!「無印」がやりたいんだ!というなら、
①忍耐力があり、面倒なシステムにも耐えられる!キャラがしっかりと掘り下げられている、やりごたえのある方がいい⇒【八葉抄】
②近年の乙女ゲームを遊んでいるのでシステムが面倒なのは耐えられない人、とにかく「無印」の雰囲気さえ分かればいいや…な人⇒【舞一夜】
………がおススメ。
補足********************
移植の際に足されたのは、
①ボイス
②アクラム(敵キャラ)とのエンディング
であり、システム面では変化がありません。
おそらく一番面倒なのは、キャラの強さが引き継げない点。
ゲームを繰り返すごとにキャラの強さがリセットされるので弱いキャラにイライラすること間違いなし…。
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