『遙かなる時空の中で』をやりたいのですが、何種類も出ていてよくわかりません。
数字は出た順番なんでしょうが、同じ数字でも十六夜記や舞一夜など付いたいたりします。
何がどう違うのでしょうか?
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確かに色々発売されていますね。
ちょっと分かりにくいので解説してみます。
DSで遊べるものは本編ではない(というか、FDですらない)のでPSPで遊べるものに焦点を絞って回答。
>>数字
数字は出た順番。アタリです。
ただし、内容に繋がりがある訳ではありません。
メインタイトル「遙かなる時空の中で」の後の数字が変わると設定、世界観、キャラが全て一新されるので、順番に遊ぶ必要もなければ前作をプレイしていないと見られないイベント、スチル等も一切ありません。
>>数字の後のサブタイトル
基本的には、数字の後にサブタイトルがついているものはFDであることが多いです。一部例外はありますが…。
●「遙かなる時空の中で」(⇒本編)
「遙かなる時空の中で 舞一夜」(⇒映画公開記念FD)
●「遙かなる時空の中で3」(⇒本編)
「遙かなる時空の中で3 運命の迷宮」(⇒FD)
>>PSP版紹介
【遙かなる時空の中で2】****************
PSPで遊べる最も古い「遙か」。
発売が古い分、システムも相当古く、現代の快適システムに慣れていると苦痛。単純作業が非常に多いです。
院政時代を模しており、PSPで遊べる中では最も「平安色」が強い。
恋愛イベントは大きく分けて2種。ゆっくり育んでいく恋、そして急展開を迎える情熱的な愛、の2通りの恋愛が楽しめます。
1500円という破格の値段で新品が購入できるのでお手頃といえばお手頃ですが、如何せんシステムがシステムなのであまりおススメはしません;
【遙かなる時空の中で3 with 十六夜記愛蔵版】****************
源平戦乱期を模す。
タイトル後にまたサブタイトルがくっついていますが(↑で話した「例外」)、本編。
「十六夜記」は本編のアナザーストーリーとして発売されたもの(基本のシナリオの軸は本編と一緒)であり、PSPでは本編と同時収録されています。
シリーズ中最もシナリオが高く評価されるのがこの「3」で、中でもキャラ一人ひとりの掘り下げは秀逸です。
細かい設定が各キャラにあり、またそれらが余すことなくシナリオに反映されているのでとても愛着が湧きます。
システムも、ストーリーと上手く絡み、物語をドラマチックに演出。
好みはさておき、質で語るならかなりの優秀作品です。
…が、周回プレイが不親切、という難点を抱えます。いかに魅力的なストーリーで話に引き込まれようと本編+本編アナザー分、要するにメイン攻略対象8人×2…というボリュームの豊富さが意外とネック。
飽きたら一度他の作品をプレイして、その後また戻ってくる…というプレイの仕方が出来ない人は辛いかも。
⇒【遙かなる時空の中で3 運命の迷宮愛蔵版】
「3」ファンディスク。
「3」本編で大団円エンディングを迎えた時点から話が始まる。
【遙かなる時空の中で4 愛蔵版】*****************
古代日本が舞台。
絵柄が大幅に綺麗になるのがこの「4」以降なので、スチルは最新CGでなきゃ嫌なの!!という人はここから。
これまでのシリーズと比較するとキャラにクセがなく、誰でも親しみやすいキャラに仕上がっている点で馴染みやすい。
世界観が壮大で、「3」と比べるとアレですがシナリオも悪くありません。
全キャラ攻略すると一つの大きなシナリオが完成する、という構成も私は好き。
周回プレイする要素はありますが、「遙か3」より俄然楽。
また、初回は必ず「悲劇」を目撃することになる「遙か3」と違い、一週目からキャラ攻略が可能。
…ただし、ルート制限があるキャラがいるのでお目当てのキャラを最初に攻略したい人は要注意。
【遙かなる時空の中で5】******************
一応幕末が舞台ですが、ほぼ(というか、全く)幕末要素はありません!そっちに期待するのは絶対に×。
世界観が壮大なのは変わりませんが、シナリオは浅くなったのが「5」の特色。
シナリオの面白味のウェイトを減らし、その分キャラとの逆ハ―要素を突っ込んだ、異色の「遙か」。
従来のファンからは叩かれまくりですが、新規さん(とりわけ、ネオロマシリーズ初プレイの乙女ゲーマーさん)はこれが「遙か」では一番好き、という人もいるので何と言うか、好みなんでしょうね。
間違いなく絵柄は一番綺麗です。
そして周回プレイ親切設計。
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