PSPの乙女ゲームの購入を検討しています。

PSPの乙女ゲームの購入を検討しています。

遥かなる時空の中でを購入しようかと思っているのですが、シリーズがいくつかあって、どれから入ればいいのかわかりません。PS２版もあるようですが、プレイしたことがなく、このシリーズについての知識もほぼありません。



詳しい方、初めて購入するのにお薦めの一つを教えてください。

また、PSP版ではボイスはフルボイスでしょうか？

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「遙か」シリーズは、シリーズものではありますが、いずれも独立したストーリーを持ち、一方をやっていないとストーリーがわからない…ということがないので、シリーズどこから始めてもOK。



現在シリーズは4作目まで発売されていますが（とファンディスク数枚）、PSPで遊べるのは

【遙かなる時空の中で2】と

【遙かなる時空の中で3 with 十六夜記愛蔵版】（と、そのファンディスク「運命の迷宮」）の2作。





【遙かなる時空の中で2】

…は発売がかなり昔な分、システムが現在の乙女ゲームと比べると相当悪いです。

以下が主だった要素。

・平安時代っぽい異世界舞台。「院」と「帝」が争う世界（「院政期」を模している）

・主人公がどちら側（院か帝か）についているか、攻略対象がどちら側の人間かでイベントが変化（同じ勢力についていると甘めのイベント、異なる勢力についていると冷たい期間が長く、イベントも切ないものに変化）

・主人公が「神子」として認められていないので攻略対象が当初冷たい

・怨霊との戦闘あり。

・ミニゲームが多数発生。さほど難しいものでも楽しいものでもないので、飽きる人は飽きる

・データの引き継ぎが出来ないので、再プレイするときはゼロからの再スタートで飽きる

・「平安」っぽい要素があるので、「遙か」シリーズ「らしい」といえば「らしい」。

・ベスト版があるので、1500円と安価な価格で手に入る

http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/new/haruka2/



【遙かなる時空の中で3 with 十六夜記愛蔵版】

…発売は5年前、移植は去年。システム面で大幅な変更があり、よりプレイしやすくなっている。

・源平戦乱期っぽい世界が舞台。

・「運命上書き」という過去をやり直せるシステムの採用・恋愛EDに至るまでの個別ルート化、等「2」からだいぶ変化。

・このソフトはPS2版でいう「遙か3」と、「遙か3十六夜記」がセットになった内容。主要攻略対象8人にはエンディングが2種あります。

・主人公が「神子」として認められているので、プレイ当初からキャラがそれなりに優しい。女の子キャラも友好的

・怨霊との戦闘あり。データが引き継げるので再プレイの際、育てたキャラの強さはそのまま引き継がれる。だいぶ戦闘が面倒でなくなった。

・シリーズの特徴であった「平安っぽさ」は失われた。…がストーリー性が良くなり、操作性は格段にアップ。

http://www.gamecity.ne.jp/haruka3/izayoiki/psp/





尚、いずれもフルボイスではありません（主要なイベントには声がついています）。これはPS2でも一緒。ネオロマでフルボイスを期待するのはNGです。



個人的に、おススメは「遙かなる時空の中で3」の方。

章仕立てで分かりやすく、また操作性が良いので「2」より飽きにくいです。

「3」はシナリオがかなり長いですが、攻略する順番次第ではだいぶ短縮もできます。データが引き継がれるので戦闘も楽ですし。（むしろある程度強くなったら戦闘を省くことも可能）

私自身は「2」の方がコンプリートするのが辛かった…。データ引き継ぎがないのはかなりの痛手です。また、キャラが極端に冷たい（女の子キャラも…）のでそれも良くないと思った点かも。

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ストーリーはそれぞれ独立していますので、どれをやっても問題ありません。

私もかなり最近になって２→３と購入しましたが、公式サイトのキャラ紹介をみて気になるキャラがいるほうから始めました。



２は現在PSストアでゲームアーカイブスとして配信されていますので、直ぐにでも始められます。

ちょっとどんな感じか見たいということでしたら、３に比べてボリュームの少ない２から始められてはいかがでしょう？



３は本編と続編が１つになった「遙かなる時空の中で3 with 十六夜記」というのがありますので、なかなかのボリュームです。

しかも、さらに続編（キャラが現代で過ごす）として「遙かなる時空の中で3 運命の迷宮」というのもありますので、はまれば長く遊べます。



私は２ではまって３も直ぐに購入しました。

完全に私的な意見ですが、参考になれば幸いです。



最後に、２・３共にフルボイスではありません。